ツール一覧 / AI活用ノート / ClaudeでLP作成をやってみた|プロンプト3回の修正で使える形に
整体院のLPをClaudeに作ってもらい、プロンプトを3回直しました。一行だけで頼んだ回から仕上げまで、各回のプロンプト原文と崩れた画面、直し方を載せています。コピーして使える完成プロンプトと、公開前に確認する所もまとめました。
結論: 1回で完成させようとしないこと。「中身を指定する→スマホのルールを数字で書く→崩れた所だけ直させる」の3段階で頼むのが一番早く仕上がりました。
- 最初の1行 → 依頼文に「HTML1ファイルの全文だけを返して」と書く
- 2回目 → 店の情報・セクション・色コード・文字数やpx(ピクセル)を数字で渡す
- 仕上げ → できたHTMLを貼って「この3点だけ直して」と頼む
整体院のLPを1枚、Claudeに作ってもらいました。使ったのは2026-10-15時点のClaude Sonnetです。Claude Code(2.1.296)から、コマンド1回ずつで頼んでいます。
一行で頼んだ回は、HTMLが1行も出てきませんでした。
そこからプロンプトを3回直して、スマホで出せる形になるまでの記録です。
一行だけだと、HTMLは0行でした。「全文だけ返して」を足すとHTMLは出ましたが、頼んでいない中身まで盛られていました。
| 回 | 足した指示 | 返ってきたもの |
|---|---|---|
| 0回目 | なし(一行だけ) | 説明文761字だけ。HTMLは0行 |
| 1回目(v1) | 出力形式だけ | HTML 414行・セクション10個 |
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0回目のプロンプトは、これだけです。
整体院のLPを作ってください。
Claudeはファイルを自分で書こうとして、書き込みの許可が無いところで止まりました。次の一文を足したら、返答が <!DOCTYPE html> で始まり </html> で終わるようになりました。
整体院のLPを作ってください。ファイルには保存せず、CSSを含めたHTML1ファイルの全文だけを返答してください(説明文は不要)。
チャット画面で頼む場合も同じです。「1ファイルで」「全文」と書いておけば、そのままコピペできる形で返ってきやすくなります。
「ぶっちゃけ、一番の違いは「コピペの手間」と「ローカルファイルへの直接アクセス」です。」 — Yahoo!知恵袋の回答(2026年5月)
v1は、ぱっと見なら立派です。中身を確かめると、次の4点が残っていました。

原因は、料金の行が3列の横並びだったこと。幅390pxだと、真ん中の説明欄がほぼ0まで押しつぶされます。
一方で、スマホの画面下に予約ボタンを固定する作りは、頼まなくても付いていました。ここは気が利いていると感じた所です。

セクション数と色を指定したら、作り話が消えました。スマホでのページの長さも約4割になっています。
2回目に渡したのは次の3つです。全文は、下の完成プロンプトの「# スマホ表示」より上の部分(507字)です。
色を「緑」ではなく #3A7D6B のようなコードで渡したら、その配色で出てきました。資格や実績の作り話も消えています。
| v1 | v2 | |
|---|---|---|
| セクション | 10個 | 指定どおり5個 |
| HTMLの行数 | 414行 | 271行 |
| かかった時間 | 172秒 | 31秒 |
| 一番小さい文字 | 10px | 13px |
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それでも、スマホで見出しが単語の途中で割れました。「腰/痛、」です。

地味に見落としやすい点が、もう一つ。「この5つだけ」と書いたら、v1にあったスマホの固定予約ボタンが消えました。欲しい部品は、はっきり書かないと付きません。
文字数・文字サイズ・ボタンの高さを数字で書くことです。実際に測った値は、全部その範囲に入っていました。
3回目は、2回目の全文の後ろに次の2ブロックを足しました(合計981字)。
# スマホ表示(いちばん大事。幅390pxのiPhoneで見る前提で作る)
- スマホを基準に作り、768px以上でPC用に広げる(モバイルファースト)
- ファーストビューは390×844pxの1画面の中に、キャッチコピー・初回料金・予約ボタンが全部入るようにする
- 見出しは単語の途中で改行させない。改行させたい位置で <span style="display:inline-block"> で区切る(例: 「デスクワークの」「肩こり・腰痛、」)
- スマホでは画面の下に「電話する」「Web予約」の2つのボタンを固定表示する(PCでは出さない)。固定ボタンで最後のフッターが隠れないよう、bodyの下に余白をとる
- 電話番号は tel: リンクにする
- 本文の文字は16px以上、ボタンは高さ48px以上
# 文章量
- キャッチコピーは20字以内、サブコピーは40字以内
- 悩みのチェックリストは各項目20字以内
- 施術の流れの各ステップの説明は40〜60字
- 「必ず治る」「改善します」など効果を断定する言い方は使わない
| 指定 | 実際に測った値 |
|---|---|
| キャッチ20字以内 | 17字 |
| サブコピー40字以内 | 24字 |
| ステップ説明40〜60字 | 49・47・51・44字 |
| 文字16px以上 | 最小16px |
| ボタン48px以上 | 1画面目56px・固定ボタン52px |
| 1画面目にボタン | 上から518〜574pxの位置(844pxの画面内) |
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見出しは「肩こり・腰痛、/そろそろ整えませんか」と、狙った位置で改行されました。料金の下には「感じ方や経過には個人差があります。」という注記まで入っています。これは頼んでいません。
4回の中で一番効いたのは、この「数字で書く」でした。「大きめに」「短めに」では、ここまで揃いません。

「「スマホで見たらこうなっている」とスクリーンショットを見せながら修正を繰り返す。」 — リベシティ図書館のブログ記事(2026年4月)
ところがPCで見ると、別の崩れが出ていました。1画面目の価格の数字の後ろに、生成り色の四角があります。
原因はクラス名(CSSで見た目を指定するための名前)のかぶりです。料金セクションと1画面目の価格で、同じ名前が使われていました。

頼めます。HTMLを貼って3点だけ直すよう頼んだら、変わったのは5か所だけ。ほかは1文字も変わりませんでした。
下のHTMLは整体院のLPです。次の3点だけを直して、修正後のHTML1ファイルの全文だけを返答してください。ファイルには保存せず、説明文も不要です。それ以外のデザイン・文章・構成は変えないでください。
1. ファーストビューの価格「4,980円(税込)」の数字の後ろに、生成り色の四角い背景が出ている。料金セクションの section.price と、ファーストビューの span.price のクラス名がぶつかっているのが原因。ファーストビュー側のクラス名を hero-price に変えて、背景が出ないようにする
2. PC幅(1280px)で、施術の流れのSTEP4の見出し「アフターアドバイス」が「アフターアドバイ / ス」と改行されてしまう。単語の途中で改行しないようにする
3. PC幅(1280px)で、ファーストビューの見出しが「肩こり・腰痛、そろそろ / 整えませんか」と改行される。PCでもスマホと同じく「肩こり・腰痛、 / そろそろ整えませんか」で改行されるようにする
この後ろに、3回目のHTMLの全文を貼りました。返答までは39秒。1280pxで見ると、3点とも直っていました。

「私がやったのは「実行する」ボタンを押すことと、画面を見て「ここの色をもう少し柔らかく」「この文字が大きすぎる」とフィードバックを返すこと。」 — リベシティ図書館のブログ記事(2026年4月)
ただし、タブレット幅(820px)ではSTEP4がまだ「アフターアド/バイス」と割れていました。
Claudeは「1280pxで」を文字どおりに受け取り、1024px以上のときだけ直していたんです。幅は「768px以上のすべてで」のように、範囲で書くのが安全です。


HTMLを index.html で保存して、外部のサービスで公開します。Claudeの共有リンクは、見る人にもClaudeアカウントが要るからです。
Anthropicのヘルプでは、2026年9月16日より前にチャットで作ったものを「旧アーティファクト」と呼んでいます。アカウントなしで見られる公開リンクを出せるのは、この旧アーティファクトだけ。今から作るLPでは出せません。
今回のプロンプトなら、返答はHTMLの全文です。テキストエディタに貼って index.html で保存すれば、それがLPの本体になります。

Netlifyの公式ガイドによると、index.html をNetlify Dropのページにドラッグすれば公開できます。

作り話の数字・体験談を消すことと、3つの画面幅で崩れを見ること。この2つは、プロンプトだけでは防げませんでした。
| 確かめる所 | 理由 |
|---|---|
| 資格・施術歴・「のべ◯人」・体験談 | AIが作った架空の内容。実際より著しく良く見せる表示は、景品表示法の優良誤認にあたるおそれがある |
| 「治る」「改善」など効果の言い切り | 根拠の資料を出すよう消費者庁から求められることがある |
| 幅390px・820px・1280px | v1の縦書き崩れも、820pxの改行も、画面を見て初めて気づいた |
| 予約ボタンのリンク先・電話番号 | 今回は # と 000-0000-0000 のまま |
| 地図・写真の仮の枠 | 実物に差し替える |
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画面幅の確認は、Chromeの開発者ツールにある「デバイスモード」でiPhoneの幅を選ぶのが確実です。
実は今回、撮影用のツールが390pxを指定しても500pxで描いていました。おかげで、ありもしない崩れを一度追いかけています。確認に使う道具の設定も、一度は疑ってください。
下のプロンプトの院名・料金・色・構成を、自分の案件に差し替えれば使えます。
| 差し替える所 | 例 |
|---|---|
| 1行目の業種 | 整体院 → 美容室、税理士事務所など |
| # 院の情報 | 店名・対象・料金・連絡先 |
| # 構成 | 欲しいセクションを順番どおりに |
| # デザイン | 色コード4つ |
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整体院のLPを作ってください。ファイルには保存せず、CSSを含めたHTML1ファイルの全文だけを返答してください(説明文は不要)。
# 院の情報
- 院名: みどり整体院(仮)
- 対象: 30〜50代のデスクワークの人。肩こり・腰痛
- 初回料金: 4,980円(税込・60分)。2回目以降 6,600円(税込・45分)
- 予約: 電話(000-0000-0000)とWeb予約ボタン(リンク先は # のままでよい)
# 構成(この順番で、この5つだけ)
1. ファーストビュー: キャッチコピー、サブコピー、予約ボタン
2. 悩み: 「こんなお悩みありませんか?」チェックリスト5項目
3. 施術の流れ: 4ステップ(受付・問診 → 検査 → 施術 → アフターアドバイス)
4. 料金: 初回と2回目以降の2つ
5. 予約: 電話番号とWeb予約ボタン
# デザイン
- メインカラー: #3A7D6B(落ち着いた緑)
- アクセントカラー(ボタン): #E8833A(オレンジ)
- 背景: #FAF8F3(生成り)、文字色: #333333
- 写真は使わず、色と余白で見せる。絵文字は使わない
# スマホ表示(いちばん大事。幅390pxのiPhoneで見る前提で作る)
- スマホを基準に作り、768px以上でPC用に広げる(モバイルファースト)
- ファーストビューは390×844pxの1画面の中に、キャッチコピー・初回料金・予約ボタンが全部入るようにする
- 見出しは単語の途中で改行させない。改行させたい位置で <span style="display:inline-block"> で区切る(例: 「デスクワークの」「肩こり・腰痛、」)
- スマホでは画面の下に「電話する」「Web予約」の2つのボタンを固定表示する(PCでは出さない)。固定ボタンで最後のフッターが隠れないよう、bodyの下に余白をとる
- 電話番号は tel: リンクにする
- 本文の文字は16px以上、ボタンは高さ48px以上
# 文章量
- キャッチコピーは20字以内、サブコピーは40字以内
- 悩みのチェックリストは各項目20字以内
- 施術の流れの各ステップの説明は40〜60字
- 「必ず治る」「改善します」など効果を断定する言い方は使わない
崩れが出たら、次の型で頼みます。1項目ごとに「どの幅で・どこが・どう崩れたか・分かれば原因・どうしたいか」を書くと伝わります。
下のHTMLは〇〇のLPです。次の3点だけを直して、修正後のHTML1ファイルの全文だけを返答してください。ファイルには保存せず、説明文も不要です。それ以外のデザイン・文章・構成は変えないでください。
1. (どの幅で)(どこが)(どう崩れているか)。(分かれば原因)。(どうしたいか)
2. …
3. …
この文の後ろに1行空けて、直したいHTMLの全文を続けて貼ってください。
Q. Claudeの無料プランでも、同じことができますか?

Q. Claude Codeが無いと、この手順は再現できませんか?
Q. AIが入れた実績やお客様の声は、そのまま使えますか?
index.html で保存し、Netlify Dropへ。その前に、390・820・1280pxの3つの幅で画面を見る次にやることは1つです。上の完成プロンプトの「# 院の情報」を手元の案件に書き換えて、まず1回流してみてください。
この記事は、Webサイトの動く部品集 AETHER Motion の制作チームが書いています。