ツール一覧 / AI活用ノート / Googleビジネスプロフィールの投稿文をClaudeで1か月分作った|そのまま使えるプロンプト
Googleビジネスプロフィールの投稿文8本を、Claudeでプロンプトを5回直しながら作りました。空欄だらけの1回目から、営業時間のくり返しや決まり文句をどう止めたかを実測で記録しています。完成版プロンプトをそのまま使えるように載せ、予約投稿のやり方と投稿のルールもまとめました。
結論: 「1か月分作って」の1行だけでは使えません。店の事実と投稿日を渡し、決まり文句は回数で縛ると、そのまま投稿できる8本が出てきました。
- まず、メニュー・値段・期間・休みを箇条書きにして渡す
- 次に、投稿日と「書かないこと」(電話番号・営業時間・空欄)を決めて渡す
- 最後に、出てきた8本を数えて読み、2〜3か所を手で直してから予約投稿する
架空のカフェ「喫茶こもれび」(長野県松本市)を用意して、2026年11月の投稿8本をClaude Sonnetに作らせてみました。プロンプトはA〜Eの5回直しています。
1回目はそのまま投稿できるものが0本。5回目で8本とも字数の範囲に収まり、空欄も決まり文句も消えました。その途中で何が起きて、どう直したかを順番に書きます。
試したのはClaude Code経由で送ったSonnetで、各プロンプトは1回ずつしか出していません。チャット画面(claude.ai)で送ると前提が少し違うので、細かい出方は変わるはずです。
返ってきたのは、【】の空欄だらけのテンプレート集でした。

送ったのはこれだけです。
カフェをやっています。Googleビジネスプロフィールに投稿する文章を1か月分(8本)作ってください。
| 見た所 | 結果 |
|---|---|
| 【】の空欄 | 8本で合計17個(空欄なしは1本だけ) |
| 本文の長さ | 81〜123字 |
| 季節の話題 | 「【季節】限定」という空欄になった |
| 渡していない事実 | 「自家焙煎の豆を注文ごとに挽いて」など |
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ここで地味に怖いと思ったのは、空欄が無かった唯一の1本です。「ブレンドとシングルオリジンの2種類」と、こちらが伝えていないメニューを堂々と書いていました。空欄なら気づけますが、もっともらしい作り話は読み飛ばしてしまいます。
空欄は0になりました。でも「親切のつもり」の営業時間が毎回入ってきます。
2回目(B)は、店名・営業時間・席・定番と11月限定のメニュー・教室・臨時休業・もみじを箇条書きで渡しました。空欄は0、日付の矛盾も無し。ただ、営業時間「8:00〜18:00」が8本中4本に入っていました。
3回目(C)では投稿日を指定し、「話題を重ねない」「書き出しを全部変える」など10個のルールを足しました。話題と書き出しは8本とも別になったのに、営業時間入りが7本に増えたのは予想外です。

原因は、字数を「150〜250字」にしたことだと読んでいます。8本とも140〜173字の下限ぎりぎりに固まって、足りない分を「営業は8:00〜18:00(L.O.17:30)、定休日は毎週水曜です。」で埋めていました。まったく同じこの文が5本です。
1つ禁止すると、別の決まり文句が増えます。多かった言葉を名指しして、回数で上限を決めるのが効きました。
| 版 | 直した所 | 起きたこと |
|---|---|---|
| D | 字数を100〜200字に下げる/営業時間・住所は本文に書かない | 営業時間は0本。代わりに「ゆっくり」が4本 |
| E | 「ゆっくり」「ひと息」「ほっと」は8本合計で2回まで | くつろぎ系の言葉は0本。8本とも105〜115字 |
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営業時間を禁じたら、今度は「ゆっくり」「ひと息」でくつろぎを押してきます。AIは一番言いやすい言葉に寄っていくので、出力を数えて、多い言葉をそのまま名指しするのが早いです。
完成版のEでも、気になる所は残りました。「ご承知おきください」が硬い、「お楽しみにしてください」と「お楽しみください」が1本に並ぶ、などです。ルールを足すほど文が事務的になるので、最後は人が2〜3か所直す前提で考えています。
【店の情報】と【投稿日】を自分の店に書き換えれば、そのまま使えます。
カフェのGoogleビジネスプロフィールに載せる「投稿」の文章を、2026年11月の1か月分・8本作ってください。
【店の情報(ここに書いたこと以外の事実は書かないこと)】
- 店名: 喫茶こもれび(長野県松本市・松本城から徒歩10分)
- 営業: 8:00〜18:00(L.O.17:30)/定休日: 毎週水曜
- 席: カウンター4席・テーブル12席。電源はカウンター席のみ。Wi-Fiなし
- 定番: 自家焙煎ブレンド 550円、カフェオレ 600円、厚切りトーストのモーニング(8:00〜10:00、ドリンク代+150円)
- 11月の限定: 信州りんごのタルト 600円(11/1〜11/30、1日15台まで)、ホットスパイスチャイ 650円(11/1〜)
- イベント: 11/23(月・祝)13:00〜14:00「はじめてのハンドドリップ教室」定員6名・1,500円(豆のおみやげ付き)。予約は店頭かInstagramのDMで
- お知らせ: 11/25(水)は定休日。11/26(木)は臨時休業(豆の仕入れのため)
- 雰囲気: 窓から中庭のもみじが見える。11月中旬が見ごろ(年による)
【投稿日】11/2(月)・11/5(木)・11/9(月)・11/12(木)・11/16(月)・11/19(木)・11/24(火)・11/27(金)
【守ってほしいこと】
1. 本文は1本あたり100〜200字(改行を含む)。字数を埋めるために情報を足さない
2. 1本につき話題は1つ。8本で話題を重ねない(タルト、チャイ、教室、休業のお知らせ、もみじ、モーニング、ブレンド、席・電源 など)
3. 投稿日の時点で正しい内容にする。例: 教室の募集は11/23より前の投稿だけ。11/26の臨時休業は11/24までに告知する。もみじは「見ごろ」と断定しない
4. 上の店の情報にない事実(値段・日付・素材・産地・数字・サービス)は書かない。分からないことは書かずに省く
5. 【】や○○のような空欄は作らない。そのまま投稿できる完成文にする
6. 書き出しの一文は8本すべて違う形にする。「こんにちは」「いつも〜ありがとうございます」で始めない
7. 「ぜひ」「お気軽に」「お待ちしております/お待ちしています」は8本合計でそれぞれ2回まで
8. 絵文字は1本につき0〜1個。ハッシュタグは付けない
9. 電話番号は書かない
10. 営業時間・定休日・住所・アクセス(松本城から徒歩10分など)は本文に入れない(Googleのプロフィール欄に載っているため)。休業のお知らせの投稿だけは、休む日を書いてよい
11. 最後の一文も8本すべて違う形にする。同じ情報を1本の中で2回書かない
12. 「ゆっくり」「ひと息」「ほっと」のような、くつろぎを表す言葉は8本合計で2回まで。店の情報にない味・食感・量の感想(「食べごたえ」など)も書かない
13. 各投稿に、Googleの投稿で付けるボタンの候補(「詳細」「予約」「電話」「なし」のどれか)を1つ添える
【出力形式】
説明文なしで、次のJSONの配列だけを出力してください。
[{"date":"11/2(月)","type":"最新情報 または イベント または 特典","topic":"話題","body":"本文","button":"ボタン"}]
出てきた8本のうち2本を、手を入れずにそのまま載せます。
信州りんごのタルトが、11月の限定メニューとして登場しています。
価格は600円、提供は11月30日までです。
1日15台までの用意なので、なくなり次第終了となります。
秋らしさを感じられる、喫茶こもれびの期間限定の一品です🍎
11月23日(月・祝)に「はじめてのハンドドリップ教室」を開きます。
時間は13:00〜14:00、定員は6名、参加費は1,500円です。
豆のおみやげが付きます。
予約は店頭かInstagramのDMで受け付けています。

値段・日付・定員の数字は、5回とも渡した情報どおりでした。混じるのは「なくなり次第終了」のような推測の一文です。投稿前に「これ、渡したっけ?」という目で1回読むと拾えます。
出力をJSONにしておくと、表計算に貼って字数を数えたり、日付順に並べたりするのが楽です。今回は字数をnodeのスクリプトで数えましたが、8本ならエディタの文字数表示でも足ります。
AIを使うこと自体を禁じる記述は、公式ヘルプにありません。気をつけるのは「中身」です。
| ルール | 公式の記述・報道 |
|---|---|
| 質のヒント | 「誤字脱字、余分な文字、付加価値のないテキスト、自動生成コンテンツ、閲覧の妨げとなるコンテンツが含まれないようにします」 |
| 電話番号 | 「説明の中に電話番号が含まれている投稿は、投稿先ビジネスに関連するものと確認できない場合には不承認となります」 |
| 2026年10月の更新 | メールアドレス・電話番号・SNSリンクは投稿に載せてはいけない(条件なし)。事業に関係のない他サイトへのリンクも不可。特典や最新情報は引き続き投稿できる |
| 表示期間 | 「6 か月が経過した投稿は、期間が設定されていなければアーカイブされます」 |
| 写真 | JPGかPNG、10KB〜5MB、推奨720×720px |
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「自動生成コンテンツ」を避けよ、という一文は大事です。個人的には、今回のプロンプトの「店の情報にない事実は書かない」「人が読んで直す」は、この一文への答えになっていると考えています。店の一次情報が入っていて、人が読んで直した文章なら、使い回しの文とは別物です。
10月の更新は施行日がまだ出ておらず、日本語ヘルプへの反映も追いついていないかもしれません。教室の例にある「InstagramのDMで」はアカウント名もリンクも入れていませんが、心配なら「予約」ボタンに置き換えると安心です。最新の扱いはGoogleビジネスプロフィールの公式ヘルプでご確認ください。

AIに運用のことを相談して、そこから手を動かす人はもういます。
「aiに聞いたらグーグルのビジネスプロフィールに写真をたくさん載せたほうがいいとでました。」 — Yahoo!知恵袋の質問(2026年2月)
AIの助言は入り口として便利です。その上で、確かめる先は公式にしておくのがいいと思います。
「Yahoo!マップやGoogleビジネスプロフィールは公式サイトやヘルプページをみながらするほうがいいです。」 — Yahoo!知恵袋の回答(2024年4月の質問への回答)
Claudeのプロジェクトに店の情報を置いておき、毎月は「今月の出来事」だけ差し替えます。
続ける手間が一番重い、という指摘はその通りだと思います。
「週2〜3本を1年続けると、100本を超えます。閉店後に毎回プロンプトを貼り直して、今日の事実を思い出して、条件を書き足して。」 — MEO支援をしている人のnote(2026年9月)
| やること | どこで |
|---|---|
| 店の基本情報とルール1〜13を保存 | Claudeのプロジェクト(無料でも5つまで作れる) |
| 今月の限定・イベント・休みを書く | 毎月のチャット |
| 公開日を入れておく | 投稿画面の「この投稿の送信をスケジュールする」 |
| 毎週・毎月同じ告知をくり返す | 投稿画面の「繰り返し」 |
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有料のProは2026-10-20時点で月払い20ドル、年払いなら月17ドル相当です。
古い解説記事には「予約投稿は標準機能に無い」と書かれているものがありますが、今の公式ヘルプには予約と繰り返しの手順が載っています。1回座って8本入れておけば、閉店後に毎回書く必要はありません。使ってみた人の声にもあるとおり、投稿はホームページより気軽に出せる場所です。
「公式ホームページの更新だけでは拾いきれない情報をタイムリーに掲載でき、写真や投稿を通じて企業活動を幅広く伝えられる点が便利です。」 — ITreviewのユーザーレビュー(2025年9月)
Q. 1本は何文字にすればいい? 公式ヘルプには上限の数字が書かれていません。今回は100〜200字で頼みました。AIは下限を1本だけ下回ることがあったので、字数は自分で数え直してください。
Q. GoogleのGeminiでも作れる? Googleは2026年6月10日、ビジネスプロフィールをGeminiアプリにつなぐ機能を発表しました(欧州経済領域と英国は対象外)。つなぐと季節の最新情報の投稿などを頼めます。ここでは試していません。Claudeは店の情報を自分で渡す手間がある代わりに、プロフィールにつながなくても使えます。
Q. 割引やキャンペーンを書いてもいい? 「特典」の投稿で書けます。タイトルと日付・時刻が必要で、「特典を表示」ボタンが自動で付きます。期間を書き忘れやすいので、プロンプトの【店の情報】に開始日と終了日を入れておくと安心です。
この記事は、Webサイトの動く部品集 AETHER Motion の制作チームが書いています。