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同じ顔でAI画像を作る方法

AIで作った女性の画像を何枚も並べたいとき、いちばん難しいのが「毎回同じ人物に見せること」です。 結論から言うと、プロンプトの文章だけで顔を完全に固定することはできません。 ここでは、なぜ固定できないのかと、実際に使える4つの手段を安定する順に整理します。

なぜプロンプトだけでは顔が固定できないのか

画像生成AIは、プロンプトの語から「それらしい絵」を毎回ゼロから描き起こしています。 «20代前半の日本人女性、大きめのブラウンの瞳、すっきりした鼻筋» と書いても、 その条件を満たす顔は無数にあります。AIはその中から毎回ちがう一つを選ぶだけで、 「前回描いたあの顔」という記憶は持っていません

よく誤解されるのが、プロンプトに人物IDのような文字列を書けば同一人物になる、という考え方です。 «CHAR-001の女性» と書いても、AIはその文字列が何を指すか知らないため、意味がありません。 IDが効くのは同じ会話の中で、直前に描いた人物を指し示すときだけです。

したがって、同じ顔を出すには「言葉で説明する」以外の手段で、 顔そのものをAIに渡す必要があります。以下の4つは、その渡し方の違いです。

安定する順に4つの手段

  1. 基準画像を毎回参照させる

    ★★★★★ 安定度:最も高い/手軽さ:高い

    最初に「この人」と決めた画像を1枚つくり、以降はその画像を毎回添付して、 「同一人物のまま、服・背景・ポーズだけ変更してください」と指示します。 ChatGPTやGeminiのように画像を添付できる会話型AIなら、これがいちばん手軽で確実です。

    • 基準画像は正面・明るい光・髪で顔が隠れていないものを選ぶ
    • 「顔・髪型・体型は変更しない」と変えない項目を明示する
    • 逆に「変えてよい項目」も書く。書かないと服まで固定されることがある
    • 角度を大きく変える指示(真横・後ろ姿)ほど崩れやすい
    添付の画像と同一人物のまま、次の点だけ変更してください。 変更する: 衣装(黒いレザージャケット)、場所(夜の住宅街)、ポーズ(振り向いたところ) 変更しない: 顔の造作、髪型と髪色、体型、年齢感
  2. キャラクターシートを作る

    ★★★★☆ 安定度:高い/手軽さ:中

    顔の特徴を文章で細かく固定し、それを毎回プロンプトの先頭に置く方法です。 単独では手段1に劣りますが、基準画像と組み合わせると精度が上がります。 さらに、正面・斜め・横顔・全身を1枚にまとめた「キャラクターシート画像」を作っておくと、 参照画像としての情報量が増えます。

    書くべき項目は次のとおりです。

    年齢と国籍 例: 25歳の日本人成人女性 顔の輪郭  例: 卵型と丸顔の中間、やや広めの頬、柔らかい顎 目     例: 奥二重に近い自然な二重、少し切れ長のダークブラウン 鼻と唇   例: 低すぎず高すぎない鼻筋、上唇は薄め、下唇はやや厚め 髪     例: 黒髪の顎下2cmのボブ、右寄りの自然な分け目 体型    例: 身長約160cm、なだらかな肩、細すぎない腕と腰 肌     例: 明るめのニュートラルベージュ 禁止事項  過度な美容加工、極端な小顔、細すぎるウエストは禁止
    禁止事項を書くのが要点です。 これを省くと、生成のたびにAIが少しずつ顔を「美化」して、10枚目には別人になります。 細すぎるウエストや極端な小顔を禁止しておくと、同じ人物の範囲に収まりやすくなります。
  3. 専用モデルを学習させる(LoRA)

    ★★★★★ 安定度:最も高い/手軽さ:低い

    Stable Diffusion系であれば、その人物の画像を10〜30枚用意してLoRAを学習させます。 学習後は固有の呼び出し名を書くだけで、別ポーズ・別衣装でもかなり同じ人物を再現できます。 手間はかかりますが、枚数を作るほど元が取れる方法です。

    • 学習用の画像は、手段1か2で先に作る(同一人物に見える20枚前後)
    • 正面ばかりでなく、斜め・横顔・全身・別の光を混ぜる
    • 背景や衣装はバラバラにする。揃えると背景まで学習してしまう
  4. Seedを固定する

    ★★☆☆☆ 安定度:低い/手軽さ:高い

    同じモデル・同じ設定・ほぼ同じプロンプトなら、Seedを固定すると似た結果になります。 ただし構図や衣装を大きく変えると顔も崩れるため、人物固定としては補助的な手段です。 「同じ構図で微調整したい」ときには有効です。

ツール別のやり方

ChatGPT・Gemini・Grokは、基準画像を添付して「同一人物のまま、服・背景・ポーズだけ変更」と 指示するのが基本です。同じ会話を続けるほど文脈が効くので、人物ごとに会話を分けると管理しやすくなります。

Midjourneyは参照用のパラメータが用意されています。 V7では --oref(Omni Reference)に基準画像のURLを渡します。 V6以前は --cref(Character Reference)を使います。 Omni Referenceは指定できる画像が1枚のみで、通常の生成よりGPU時間が2倍かかる点に注意してください。 Character Referenceの方は、URLをスペースで区切って複数枚指定できます。

Stable Diffusion・Fluxは、手軽な順にIPAdapterなどの参照系拡張、 本格的にはLoRA学習という段階になります。Seed固定は仕上げの微調整に使います。

どれを選ぶか。 まず手段1で「この人」を1枚決めてください。それだけで大半の用途は足ります。 SNS運用のように毎日投稿するなら手段2を足し、月に何十枚も必要になった段階で手段3を検討する、 という順番が現実的です。

キャラクターシートは自動で作れます

当サイトのAI美女プロンプトメーカーでは、 顔立ち・髪・体型・メイクを選ぶだけで、上のキャラクターシートの形で書き出せます。 禁止事項と「同一人物として維持する」指示、さらに基準画像の使い方の手順まで含まれた形で出力されます。

固定キャラクター設定を作る

登録不要。項目を選ぶだけで、毎回先頭に貼れるキャラクターシートが出力されます。

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よくある質問

プロンプトだけで同じ顔を固定できますか?

できません。文章で顔立ちを細かく指定すれば似た人物までは寄せられますが、生成のたびに目や輪郭は変わります。基準となる画像を1枚つくり、以降はその画像を参照させる方法が最も安定します。

Midjourneyで同じ人物を出すにはどうすればいいですか?

V7ではOmni Reference(--oref)に基準画像のURLを渡します。V6以前はCharacter Reference(--cref)です。Omni Referenceは画像を1枚だけ指定でき、通常の生成よりGPU時間が2倍かかります。

何枚くらいから顔が崩れ始めますか?

枚数というより、変更の幅で崩れます。同じ構図で服だけ変えるなら崩れにくく、全身から顔アップへ、正面から横顔へと大きく変えるほど別人になりやすくなります。角度を変えるときは、その角度の基準画像を先に作っておくと安定します。

キャラクターシートに書いてはいけないことはありますか?

実在の人物名や芸能人名は書かないでください。似せる目的での利用は権利の問題が生じます。特徴は「誰かに似せる」のではなく、造作そのもので記述してください。