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iPhoneで撮ったようなAI画像の作り方

AIで作った人物写真が「AIっぽい」と言われるのは、画質が低いからではありません。 むしろきれいすぎるからです。 ここでは、焦点距離・光・肌・構図・生活小物の5点に分けて、 スマートフォンで撮った写真に寄せるための具体的な書き方をまとめます。

まず、足すのをやめる語がある

品質を上げようとして «8K» «超高解像度» «masterpiece» «award winning» を書く人は多いのですが、 これらは学習データ上、CG的で整った画像と強く結びついています。 書くほど肌の凹凸が消え、照明が完璧になり、左右対称の整った顔が出てきます。 解像度が上がるわけでもありません。スマホ写真を狙うなら、まずこれらを消してください。

書かない方がいい
  • 8K、超高解像度、masterpiece、award winning
  • スタジオライティング、リムライト、プロ撮影
  • 85mm f1.4、浅い被写界深度、美しいボケ
  • 完璧な笑顔、整った構図、左右対称
  • 透き通る肌、陶器のような肌
代わりに書く
  • 加工なしのスマホ写真、ふつうのスマホ写真
  • 部屋の蛍光灯、夜の街灯、コンビニの白い照明
  • iPhoneのメインカメラ(26mm相当 f1.6)
  • 笑いかけの中途半端な表情、写真がわずかに傾いている
  • 肌のテカリがそのまま残る、産毛や毛穴が見える

1. 焦点距離を、撮影方法と一致させる

いちばん多い破綻が、撮り方とレンズの矛盾です。 自撮りなのに85mm、全身なのに至近距離、といった指定は物理的に成立しません。 AIは「成立しない絵」を無理に描こうとして、不自然な遠近や体型の歪みを生みます。

撮り方書くべき焦点距離と、一緒に出る特徴
フロントカメラの自撮り24〜28mm相当。腕が画面の端に入る、顔の周辺に軽い広角の歪み、顔がレンズに近い
iPhoneのメインカメラ26mm相当 f1.6。背景にもある程度ピントが合う。他人が撮った距離感
2倍ズーム48mm相当。少し離れて撮った自然な圧縮感
超広角13mm相当。手前が大きく、周辺が引き伸ばされる
全身の自撮り鏡越し、またはスマホを置いて撮る設定が必要。手持ちでは入らない
85mm f1.4第三者が離れて撮るポートレート。スマホ写真には見えない
「背景も同じくらいピントが合っている」は効きます。 スマホ写真がスマホ写真らしいのは、背景がそこそこ写っているからです。 背景が大きくボケた瞬間に「撮られた写真」の顔つきになります。 ポートレートモードを再現したいとき以外は、深めのピントを指定してください。

2. 光は「その場にあるもの」にする

被写体だけがきれいに照らされていると、合成写真に見えます。 実際のスナップは、その場にある光源で撮られています。 蛍光灯なら緑寄りに、街灯ならオレンジに、コンビニなら白く色が転びます。 この色かぶりを許すことが、リアルさに直結します

部屋の蛍光灯天井のダウンライトコンビニの白い照明 夜の街灯車内の弱い光スマホの画面の光 カーテン越しの弱い光自然光と室内照明が混ざった光スマホのフラッシュ

暗所ではノイズが乗り、フラッシュを焚けば手前が白飛びします。 «暗いところのノイズ» «フラッシュの白飛び» «蛍光灯の色かぶり» を足すと、 「うまく撮れなかった写真」の質感が出ます。

3. 肌は「情報量」を残す

美肌にするほどAIっぽくなります。必要なのは、肌に情報が残っていることです。

毛穴産毛軽いテカリ頬や鼻の血色差 化粧の薄いムラ唇の細かな質感髪の細い毛束目の左右差

ただし全部を強く入れると、老けたり肌荒れに見えたりします。 2〜3個に留めるのが目安です。迷ったら「肌のテカリがそのまま残る」と「産毛や毛穴が見える」の2つから始めてください。

4. 構図を、少し失敗させる

整った構図は、それだけで作り物に見えます。実際のスナップには必ずズレがあります。

表情も同じです。「美人の笑顔」ではなく、行動の途中を指定してください。 笑う直前、あくびしかけ、スマホを確認している、飲み物を口に運ぶ途中、髪を直している、 カメラに気づいていない。この指定が入るだけで、モデル撮影から日常写真に変わります。

5. 生活小物を2〜5個入れる

うまくいっている作例に共通するのが、手前に物が大きくボケて写り込むことです。 グラスやジョッキが手前に入るだけで「その場にいた誰かが撮った」感が出ます。 背景にも、整理されていない生活の痕跡を置いてください。

手前に置かれた大きめのグラスビールジョッキ取り皿と箸 飲みかけのレモンティーテイクアウトのアイスコーヒーコンビニのレジ袋 畳んでいない洗濯物テレビのリモコン充電ケーブル 化粧ポーチ読みかけの本ベランダの植木鉢

小物は整然と並べず、実際に使われたような置き方を指定するのがコツです。

まとめた作例

上の5点をすべて反映すると、次のような形になります。そのままコピーして使えます。

以下の条件で、スマートフォンで撮った写真のような画像を1枚生成してください。 ※ 実在の人物ではない架空の成人女性(20代以上)です。特定の人物には似せないでください。 【画像仕様】1152×1536px, 3:4 [CHARACTER] 20代前半の日本人女性、スリムな体型、雰囲気: 清楚・ナチュラル、髪: ロング・ストレート、黒髪、前髪: 薄い前髪、顔立ち: 大きめのブラウンの瞳、ふっくら唇 [POSE & FRAMING] ウエストアップ、画面はほんの少し斜め、iPhoneのメインカメラ(26mm相当 f1.6)、ポーズ・表情: マグカップを持つ、決めすぎない自然な表情 [OUTFIT] ニット(ベージュ)、ディテール: リブ編み [SETTING] カフェ、手前に置かれた大きめのグラス、窓際の席、外を歩く人が写り込む [LIGHTING] 窓からの柔らかい自然光 [STYLE] iPhoneで撮ったような自然な写り、加工なしのスマホ写真、背景も同じくらいピントが合っている、肌のテカリがそのまま残る、産毛や毛穴が見える、写真がわずかに傾いている、手前に置かれた物が大きくボケて写り込む [避けること] 手や指は自然な本数・形にしてください。文字・ロゴ・ウォーターマークは入れないでください。実在の人物には似せないでください。 CGのようなつるつるの肌、過度な美肌加工、広告のようなスタジオ照明、完璧すぎる左右対称、非現実的なボケ味、いかにもAIで生成したような質感は避けてください。ふつうのスマートフォンで何気なく撮った1枚に見えるようにしてください。
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選ぶだけで、この形のプロンプトが作れます

撮り方11種と483項目から選択。矛盾する組み合わせは自動で検知して直せます。登録不要。

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よくある質問

「8K」や「高画質」と書くと画質は上がりますか?

解像度は上がりません。これらの語は学習データ上、CG的で整った画像と結びついているため、肌がつるつるになり照明が完璧になります。スマホ写真を狙うなら書かない方が近づきます。

自撮りなのに85mmと書いてはいけないのはなぜですか?

腕の長さぶんしか離れられないため、自撮りで85mmの画角は物理的に成立しないからです。フロントカメラの自撮りは24〜28mm相当が自然で、顔の周辺に軽い広角の歪みが出ます。

肌をリアルにするにはどう書けばいいですか?

毛穴、産毛、軽いテカリ、頬や鼻の血色差、化粧の薄いムラを指定します。ただし全部を強く入れると老けたり荒れたりするので、2〜3個に留めるのが目安です。

手ブレやノイズを入れると画質が悪く見えませんか?

入れすぎると悪く見えます。「わずかな手ブレ」「暗いところのノイズ」のように、程度を示す語をつけてください。夜のシーンでは効果が大きく、明るい屋外では不要です。